2012-01-01から1年間の記事一覧

HTTPプロキシ背後下でのFloodlightのビルド方法

大企業などでは、HTTPプロキシを経由してしかウェブにアクセス出来なかったりして、そのせいでいろいろな場面で問題が起きたりすることが多い。オープンソースのOpenFlowコントローラとしてhttp://floodlight.openflowhub.org/があるが、HTTPプロキシ配下で…

Open vSwitchソースコードリーディング その1を開催しました

4/7にOpen vSwitchソースコードリーディングその1をニフティさんの会場をお借りして開催しました。http://www.zusaar.com/event/217007この手の勉強会を主催したのははじめてだったんですが、運営の大変さを甘く見ていたというのが正直な感想というか反省で…

Open vSwitchソースコードリーディングに向けて その5

PORTINGの内容の続き 移植の戦略 OSのネットワークデバイスに対応したnetdevを実装したのちの移植戦略としては以下の3つがとれる。一番手間がかからないのは"userspace switch"を使うこと。この場合、パケットの受信動作に対応するようにnetdevを実装してい…

Open vSwitchソースコードリーディングに向けて その4

結局なんだかんだで前回から1週間あいてしまったが、気を取り直してトップディレクトリに置いてあるドキュメントの中身を読み進める。今日は、PORTINGについてまとめる。このファイルは、LinuxからほかのUnix系のプラットフォームにOpen vSwitchを移植する際…

Open vSwitchソースコードリーディングに向けて その3

トップディレクトリ直下のファイルにいろいろ役に立ちそうな情報が書かれていることが判明。というか、最初からREADMEなり読めという話だが。。。 README プラットフォーム独立なCのコードで大半が書かれていて移植性が高い カーネルモジュールを使用せずに…

Open vSwitchソースコードリーディングに向けて その2

昨日は、ファイルの行数トップ10などを確認したが、ソースコードツリーの全体をざっくと見てみることにする。 トップディレクトリ READMEをはじめとして、まず最初に目を通しておいた方が良さそうなファイルが並んでいる。各種インストール手順はINSTALL.*に…

Open vSwitchソースコードリーディングに向けて その1

http://www.zusaar.com/event/217007 Open vSwitchのソースコードリーディングをやると言い出したからには、そろそろソースコード読まないといけないと思いつつ、まだほとんど手がついていないので自分を奮い立たせるためにも、何らかのアウトプットをと思っ…