HTTPプロキシ背後下でのFloodlightのビルド方法

大企業などでは、HTTPプロキシを経由してしかウェブにアクセス出来なかったりして、そのせいでいろいろな場面で問題が起きたりすることが多い。

オープンソースのOpenFlowコントローラとしてhttp://floodlight.openflowhub.org/があるが、HTTPプロキシ配下ではビルドがうまくいかなかったりする(した?)

Floodlightでは、antでビルドをするときに、内部的にthriftのtar.gzをダウンロードしてきてライブラリを作成するためにCのビルドなどが始まる。また、Ant Maven Tasksなどを使っているので、AntとMaven用のHTTPプロキシの設定を行わないとビルドがうまくいかないのだ。

Ant用の設定

以下の環境変数を設定する

export ANT_OPTS="-Dhttp.proxyHost= -Dhttp.proxyPort="

Maven用の設定

~/.m2/settings.xmlを作成し、以下の設定を行う

hostタグ, portタグは自分の環境に合わせて設定を行う。usernameタグ, passwordタグ, nonProxyHostsタグは必要に応じて設定する。

もしくは、以下の環境変数を設定してもよいくさい

export MAVEN_OPTS=-Dhttps.proxyHost= -Dhttps.proxyPort=

これで無事ビルドが通ると思います。

と書いて見て気がついたが、今は、Floodlightのビルドの仕組みが変わっていて、プロキシの設定をしなくても大丈夫になっているかもしれない(自宅はプロキシ背後ではないので確認のしようがないのでよく分からない)