iPhone日本での発売決定に関するニュースに漂う印象操作の香り?

ソフトバンク系列でのITmediaでのドコモのコメントとインプレスでのコメントだいぶ印象が違いますね。ソフトバンクの独占契約という発表もなされていませんし、発表についてノーコメントと言うことになっているのに参加のメディアを使って印象操作ですかね。もしそうだとしたら、たちが悪いね。
ITmediaでのドコモのコメントは以下の通り報道されている。

ソフトバンクモバイルiPhone争奪戦を繰り広げていたNTTドコモは6月4日、ソフトバンクモバイルが年内にiPhoneを発売すると発表したことについて、「残念だが、当社から発売する可能性について検討する」とコメントした(「iPhone」、年内にソフトバンクから登場)。

同社広報部は「iPhoneはユーザーインタフェースに魅力があり、Appleファンに訴求力のある商品。ソフトバンクモバイルから発売されるという発表があったのは残念だと思っている。当社から発売する可能性について検討する」とコメントしている。

ドコモ「残念」 「iPhoneはソフトバンクから」にコメント - ITmedia NEWS

一方の、インプレスでは以下の通り。

アップルの日本法人では、ニュースリリースで明らかにされた内容以外は「ノーコメント」としている。また、NTTドコモはこの発表に関連し「引き続きiPhoneの発売に向けて検討を続けていく」とコメントしている。

ソフトバンク、「iPhone」を年内に発売へ

他のメディアの報道も見てみる必要があるようです。

このiPhoneソフトバンクから出ると言うことが先に決まって分かったことは、ドコモはやはり官僚組織で動きが遅いのだろうと言うこと。ドコモ社内でもiPhone導入に賛成の人たちはいるだろうがあれだけ大きい組織、渇、元国営企業のNTTだから足を引っ張る人も多いでしょうね。一方、ソフトバンクは良くも悪くも孫正義のワンマン企業。動きの軽さが違ったと言うことでしょうね。これに目が覚めて、ドコモが反撃に出て6/9までに契約を取り付けることを期待しています。
だって、ソフトバンクじゃ、バックボーンに不安があるんだもん。来週のWWDCが楽しみになりましたね。

追記

マルチキャリア、つまり、ドコモからのリリースを予想している人もいます。
http://yebo-blog.blogspot.com/2008/06/iphone.html

ソフトバンクモバイルが年内にiPhoneを発売する契約をAppleと結んだことを発表した。NTTドコモは発売できるよう努力する旨のコメントを発表。ただ、ソフトバンクは独占と発表していないことから、同時ではないにしろ日本は2社から出る模様だ (イタリア、オーストラリアはマルチキャリア)。ただ、iTunesでのアクティベーション・システムとの連携を考えると年内といっても秋以降の予感がする。

http://yebo-blog.blogspot.com/2008/06/iphone.html

また、アップルは事前の情報漏洩を極端に嫌うことから一波乱あることを予想している人もいますね。
http://d.hatena.ne.jp/aquila2664/20080604#1212577641

ソフトバンクから3G iPhoneを自社扱いで販売する旨発表があった。

この報道には、たいへん驚かされた。
Appleはプロダクトの将来計画を厳重に秘匿している。機密漏洩には非常に厳しい立場で臨む。

http://d.hatena.ne.jp/aquila2664/20080604#1212577641