OpenSolaris 2008.05リリース記念セミナーに行ってきた

前回のOpenSolaris Hot Topicsには、くだらない後輩の発表のせいでミーティングが予想通り延びてしまったため行けず、今回はそのリベンジの意味も込めて参加。これに参加する前には、東京タワーの麓にある某分野の人には有名な機械振興会館で行われた広域イーサネットの講演に行ったので、なんだかんだで外に出ていた時間が長い一日でした。

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神宮外苑のSunのオフィスであったのだが、ちょっと迷いつつ無事に到着。受付の際に名刺が必要で、最近VistaPrintで無駄に?名刺を作成したのでそれが役立った。受付をすますと、OpenSolaris 2008.05のLive CDをもらった。実は、以前、OpenSolarisのサイトから送ってもらう手続きをしていたが、それがまだ到着していなかったので結果的に送ってもらう必要なかったなと。

部屋は予想より大きく、意外に人も沢山いた。最終的には、部屋いっぱいに人が埋まった感じだった。SunのChief Open Source OfficerのSimon Phippsというお偉いさんが、たまたま日本に来たため予定外のオープニングトークが追加。オープンソース以前と以後のソフトウェアビジネスモデルの違いとSunのビジネスモデルはオープンソース時代に合わせていきますよというような内容であった。

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講演内容は、OpenSolaris 2008.05自体の紹介、国際化とローカリゼーションの話、Eee PCにインストールした記録、Solaris 10とNevadaの違いから構成されていた。

感想と内容

  • Sunは相当Ubuntuを意識している
    • Compizも初期状態で使用可能
    • Live CDで試すことができる
  • Eee PCは安いが初心者向けではない
    • インストールはそんなに大変ではない
    • 使えるようにするのは相当はまる
  • CIFS serverとSamba
    • CIFS serverはカーネル組み込みなので早い
    • SambaはDVD1枚で15分とかかかるらしい
    • でも、CIFS serverは不安定で、コピー中にOSが落ちたりするらしい
    • CIFS serverでクライアントMacの時、ファイルが見えなくなった経験あり(後日まとめようかな)
  • ATOKや商用フォント配布するための、Sunのレポジトリが用意される方向で検討中らしいので、期待大!
    • ATOKが使えるようになったら、日本語環境の場合、普通にLinuxに勝てそうな気がする
    • フォントも配布されると見た目が一番まともなUnixになれるんじゃないか?

戦利品

OpenSolarisロゴ入りのTシャツをゲット。OpenSolarisのロゴ結構好きです。XLなので、Tシャツ自体はでかいですが。

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