WWDC 2008 6日目

金曜日は最終日ということもあって、セッションの内容はかなりアドバンスドな内容になっているのと、セッションが早く2時過ぎか何かで終わってしまうので注意が必要。ただし、ラボはちゃんと6時まで開いているのでラボに通い詰めの人には関係ないか。

自分は、アップルジャパン主催のスタンフォード大学、アップル本社ツアーに行ってきた。これも、他のアップルジャパン主催の企画と同様に学生向けの企画。9時にMoscone Westの前に集合しバスでスタンフォード大学へまず向かった。

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人数10数人に対して大きすぎる気がするバス

スタンフォード大学では、Campus Repというスタンフォード大学内でアップルの質問などを受け付けるアップルからアルバイトとして雇われた学生が2人(KayvonとAaron)が案内してくれた。世界で2番目に広い大学らしく(1番目はモスクワ大学らしい)敷地の広さがはんぱない!しかもその広大な土地に対して学生は6000人程度ということなので、学生数は少なめかなという印象。うちの大学は各学年6000人いるので、狭いくせに学生数が4倍ほどいることになる。そりゃ、教育環境が良くないわけだ。まあ、学費はスタンフォードは5万ドルということなのでうちの大学はスタンフォードの4〜5分の1程度ということになるわけですが。

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スタンフォード大学の中央から入ったところ。右に見えるのは案内してくれたKayvonとAaron

IT業界の有名人が寄付して出来たような、研究棟やホールをよく見てみたかったが、時間もなかったため図書館や学生が住んでいるドミトリーなどを中心に見た。研究棟を見てしまったら、あまりの研究環境の違いに日本にいる意味を見失った可能性もありますが。ドミトリーもなかなか良い感じで、(学費が高いだけあって)環境はとても良いと感じた。

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翌日が卒業式だったらしくそれの準備が行われていた。今年はどんな有名人がスピーチを行ったのか興味がある。

日本で言うと大学生協に当たるStanford Bookstoreでお土産を買う時間があったので、Mac売り場を物色。アメリカでは、アップルの学割の割引率が高いと聞いていたが、噂通り相当安い。MacBook Proも1700ドルとかで買うことが出来るし、なんと言ってもアップルのソフトの値段があり得ないほど安い。iLifeiWorkは、39ドルとかだし、Final Cut Studioをはじめとするプロアプリケーションも日本の約半額で買える。Final Cut Studioは499ドルとかだった。あまりの安さに、使うか分からないApertureを衝動買い。69ドルなり。

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激安のFinal Cut Studio

食堂で昼食を買い、中庭の芝生で昼食を食べた。そんなうちに時間がなくなり、次のアップル本社へ向かった。

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昼飯の1 Combo。2 Comboになると、おかずがもう一品増えるが、ありえない量を盛られるのでやめた。

アップル本社では、アップルジャパンのツアー上ではカンパニーストアで買い物をするだけだったのだが、一緒にいた学生の人が増井さんに連絡を取ってて、中庭の食堂にはいることが出来た。とは行っても、昼食を食べたばかりだったので軽いものをということで、ジョブズそばを注文。注文を受けてくれた人は、東洋系アメリカ人だなと思っていたら普通に日本語をしゃべったので驚いた。しかも2,3人。日本人も結構働いているのだろうか?

カンパニーストアでは、適当にボールペンを選び、マグカップを選び、後輩から頼まれていたマウスパッドと名刺入れを買ったらそれだけでも結構な値段になった。マグカップアメリカンサイズででかい!ということで、何個か購入しようと思っていたがあきらめて1個にした。

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Infinite loop

学生のうち何人かは、その日の夕方にシリコンバレーで行われたiPhone開発のセミナーに行ったのだが、私は次の日の飛行機が速いのと重たいPCは観光の時には持ってきていなかったので、泣く泣くあきらめサンフランシスコへ戻り、アメリカ滞在中に一度は食べようと思っていた、アメリカンなステーキを食べに出かけた。あまりにヘビーすぎて、半分以上残してしまったが。

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この肉にさらにガーリックトーストとでかいポテトがつく。ビールを頼んだのが敗因だった。

WWDC 2008, Day 6 | Flickr