WWDC 2008 7日目

長かったようで短かった気がするWWDCも、いよいよ帰国の日。長距離便はANA運行の便に乗りたいというわがままにより、帰りだけロス経由という変則的な行程。

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約1週間宿泊した部屋の写真。写真で取るときれいに見えるのね。。。

サンフランシスコ国際空港へはBARTで向かったのだが、空港のBART駅を降りて国内線ターミナルに向かうところ、空港内の新交通システムの方向を間違えて空港から離れてしまう方向へ行ってしまった。間違いに気がついており他駅は人気が全くなく、昼間であったが少し怖い思いをした。明らかにほとんど全ての人が乗っていた方向の列車に乗っておくべきたっだと間違えたときに思ったが、結構早めに来ていたのでそれほど焦らずにすんだのは救いか。

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このマップを見て間違えたのだった

やっとこさで、国内線ターミナルのターミナル3についたら、そこに見えるのは長蛇の列。ここで、少し焦り出す。まずは、チェックインをしないとということで、チェックインカウンターを探すとそちらの方へも列が延びているように見えてますます焦りだした。チェックインカウンターを見ると、クラス別に2種類ある。一つは、"Global Service, 1K, First"とかかれたカウンター、もう一つは"Business, Premier, Premier Executive"と表示されている。とりあえず、両方ともある種の上級会員用のカウンターのように見えたが、Global Serviceっていうのは知らないなーというのがその感想。

Star Alliance GOLDの目印を見つつ、入り口にいる係員に会員であることをチェックされたあと、Businessの方カウンターに並ぶ。5~6組ほど並んでいて、そしてなぜか列もほとんど進まないため、焦り度がだんだん高くなってきた。係員が自動チェックイン機の利用を進めているが、あまりそちらへ移動する人もおらず、かくいう自分も乗り継ぎがあるので荷物の扱いなどを確認しておきたかったので、有人カウンターの列に並び続けた。

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Businessカウンターの様子。左側にいるのが会員資格のチェックを行っていた係員

チェックインを無事終えると、先ほど見た長蛇の列が何の列であるかを理解した。セキュリティーチェック待ちの列だったのだ。プライオリティレーンを使うことが出来、少しは時間短縮が離れた気がするがそれでも結構並んでいた。何せアメリカに来たのは初めてで、勝手が分からず周りを見てると皆さん靴を脱ぎ始めているのでそれを見て自分を靴を脱ぎ、ベルトやら財布やら問題を引き起こしそうなものをバッグの中に詰めてゲート通過。何も鳴らない!良かった!

それからは、少し周りを見てみたが、何処もすごい勢いで混んでいるので、ラウンジへ。サンフランシスコでは、ユナイテッドのRed Carpet Clubが使えるということだったので、少し国際線ターミナル方向へ移動した。

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入り口の表示

朝飯をほとんど食べていない状態だったので、ラウンジ内で食料を物色。米系のラウンジでは、食べ物関係が弱いと聞いていたが思ったよりも食べるものがあった。バナナやらヨーグルトやらバナナ味のケーキ見たいのを食べつつ出発を待った。

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国内線かつ短距離なので通路は1本

ロスまでの移動の機体はあまり大きくないが、シートピッチは意外に広くさすがアメリカ人用と思った。乗る際に、単に別の空港に移動で乗っている客室乗務員のおばちゃんが荷物を上に入れるのに手間取っていたので、手伝った。席は短時間だったので窓側を選んでいて、これは正解だった。領土内を飛ぶので見えるのは海だけというわけじゃなかったし。さすがに飛行機大国のアメリカだからか、着陸の振動は今まで乗った中で一番少なかったように感じた。

ロサンゼルス国際空港に着くと、まず国際線ターミナルに移動しなければならないのだが、これに手間取った。サンフランシスコですでにチェックインされているが、一応プレミアムエコノミーへのアップグレードの希望を持って、チェックインカウンターへ向かうと、典型的金髪美人という感じの現地採用職員が対応してくれたのはいいのだが、英語がそんなに出来ない自分、不安がよぎった。プレミアムエコノミーにアップグレードを希望しているという旨を伝えたが、あまり理解していないらしく"How do you upgrade?"というようなことを聞かれた。不安的中。どうも、システムを理解していないらしい。その上、自分もそのシステムをちゃんと説明できるほど英語をしゃべれず、困り果てた金髪美人は日本人職員を呼び出した。

日本人職員が金髪美人に説明しつつ、非常口席が今割り当てられているがそれよりも狭いかも知れないというのと通路側が取れるとは限らないというような説明を受けたが、経験として乗ってみたかったというのがアップグレード希望のモチベーションなので、了承してアップグレードの待ちに登録してもらった。

金髪美人職員はシステムを理解してなくてSorry的なことを言っていて、最後にセキュリティーチェックでプライオリティレーンが使えるのか聞くと、最初は使えないというようなことをいっていた気がしたが、なぜか親切にも連れて行ってあげるといわれて長蛇の列を横目にチェックをすました。プライオリティレーンだからといって、何も確認されなかったのだが、どうなっていたんだろうか?とりあえず、ロスの空港は中国人が多かった気がする。

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スターアライアンス合同ラウンジの入り口から

セキュリティーチェック後は、またラウンジへ。ロサンゼルス国際空港スターアライアンス合同のラウンジになっていて、思ったよりも結構広かったた。所々に酒で真っ赤になった日本人の姿も。食事もチャーハンがあったり、サーモンのサンドイッチがあったりしてなかなか種類豊富だった。ビールも世界各国のビールがそろっていた。フルーツもあって、普段食べられないイチゴばかり食べてフライト待ち。

帰りの便の中での記憶はあまりないです。行きと比較して、寝た時間が長かったかも知れないが、行きのように隣の隣のおっさんが切れたりしなかったから、記憶に残ることもなかったからだと思われる。

で、日本到着。お疲れ様でした。

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WWDC 2008, Day 7 | Flickr