ZFSのiSCSI共有がついにMacから可能に

ZFSiSCSI有機能がMacから使えるようになると、大容量ボリュームを簡単に構築できるし、iSCSIはパフォーマンスもGbE使用時にはなかなか良いし、何せブロックデバイスとして扱えるのでTime Machine用のボリュームとして使うことが出来るといういいことずくめの方法なのだが、これまではなぜかSolarisZFSパーティションに設定したiSCSIターゲットに対して、Mac上でのイニシエーターであるglobalSAN iSCSIから接続できないという問題があって、机上の空論に終わっていた。

しかし、このたびバグがフィックスされたのか接続できるようになったという情報をhttp://solaris.sunfish.suginami.tokyo.jp/blog/2008/06/zfs_and_mac_os_x_time_machine.html経由で入手したので、試してみたところ無事接続完了。これで、快適なストレージ生活が送れることになりそうだ。この目的のために購入したHPのML115も無駄にならずにすみそうだ。ちなみに、使用したSolarisOpenSolaris 2008.05である。OpenSolarisは個人的に応援したいプロジェクトなので、これからもがんばって欲しい。取りあえず、目下の期待はATOKや商用フォントをsun.comのレポジトリから早く配布して欲しいものだ。

作業手順および測定したパフォーマンスなどは後日エントリを書く予定。今日は、OpenSolarisのインストールになぜか嵌ったのが痛かった。まさかCD-ROMドライブのせいでread errorが出ていると思わなかった。外付けのドライブを使うことで回避できたので良かったけれど、これに気がつかなかったら相当長い時間抜け出せなかったような気がする。

使えるようになったのはうれしいけど、まだMac側のイニシエーターの動作が怪しい。特に、接続開始時。