正体不明の会社B-CAS

書きたいネタリスト - 日々雑感でそのうち書くと行っていて放置していたネタを今日はしようかと思って、その第一弾。

少し前の話になりますが、B-CASについて以下のようなニュースが流れた。以前からその存在が怪しまれていたB-CASの本性が現れたような気がしたニュースだったのでそのときちょっと注目していた。

デジタルテレビの視聴に必要なB―CAS(キャス)カードを独占的に発行する「ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ」(東京都)が設立以来、会社法に違反して財務内容の公告を怠っていた。

同社は、放送局から委託を受けて放送局の費用負担でB―CASカードを発行し、電機メーカーに支給している。00年の会社設立からの累計の発行枚数は4402万枚。アナログ放送が打ち切られる2011年以降は同カードなしでテレビを視聴するのは不可能になる。

http://www.asahi.com/business/update/0708/TKY200807080391.html

そうするうちに、GIGAZINEさんが、その内容を税理士さんに頼んで精査してもらうという記事が出てきた。

今回公表された財務状況ですが、今まで公開していなかったということはやはり何か「見せたくない」だけの理由があるはず。ということで、税理士さんに見てもらい、どこがおかしいのかを鑑定してもらいました。

地デジで有名な「B-CAS」の財務状況が明らかになったので税理士に鑑定してもらいました - GIGAZINE

詳細は、GIGAZINEさんの記事を見てもらうのがよいと思いますが、B-CASは予想通りうさんくさい会社のようです。こんな会社が法的根拠もなく、地上波デジタルの機器の認定を行っているのですからやってられません。早くアメリカやらから、非関税障壁だと突っついてもらいたいものです。日本は外圧には弱いですから。国内のB-CASに関係しない企業がいくら言っても動かないんだろうなというのが悲しいところ。GIGAZINEさんには続報を期待しています。