第2回クラウドネットワーク研究会で発表しました

通常、こういう勉強会では単なる聴講者の立場なんですが、細々とOpenFlowコントローラを作っているという話をしたというのをきっかけにして、@ibuchoさんの好意で第2回クラウドネットワーク研究会で発表する機会を頂けました。

参加者の人がまとめたブログがあまり見つけられなかったので、自分で作ったTogetterを張っておきます。Ustream録画もあるようなので、大体話は追えるような気がします。ツイート量が多くて追うのも大変かもしれませんが。
第2回クラウドネットワーク研究会 - Togetter

  • NTTデータの樋口さんからは、OpenFlowのオーバービューとマルチベンダ相互接続実験の話
  • 私からは、世の中にOpenFlowコントローラはどんなものがあるのかと、実際にOpenFlowコントローラを作るにはどうすればいいのかという話
  • あくしゅの山崎さんからは、Wakame-vdcでのOpenFlowのユースケースの紹介
  • NECの高宮さんからはOpenFlowフレームワークのTremaの設計思想とその紹介

Wakame-vdcでのOpenFlowの使い方は、全然気がつかなかったけど、言われてみれば確かにその通りと思うような内容だったし、Tremaの設計思想はとてもユーザーフレンドリーで使いやすさを重視とということでとてもためになったし、刺激的な勉強会でした。

Ustreamの録画をおそるおそる見たりしての自分の発表についての反省は、

  • 母に指摘されたが、語尾がもごもごしている
  • 「えーとっ」とか「まー」とか、無駄な埋め草が多い。言葉が出てこないなら、一呼吸置いた方が聞いている人も聞きやすいだろう
  • 話すスピードが早いので、聞いている人に考える間を与えずにすっ飛ばしている印象を与えている可能性が高い

などと、反省すべきところがたくさんで、自分の発表の録画を見返すものは見ていて精神的につらいものです(笑)スライド作るの精一杯で、練習できなかったことに全て起因しているので反省しまくりです。練習不足とか、スティーブから怒りの鉄拳が飛んできそうです(笑)

零細!?OpenFlowコントローラ開発者としては、Tremaの話を聞いて、ユーザーに楽をさせるために、開発者が頑張らないといけないのだということを強く感じました。開発者が楽をするために、ユーザーが面倒なことをすることを強制するソフトの作りにしてはダメで、ユーザーのことを思って面倒くさいこと、単調作業だけどやらなくてはいけないことを開発者が引き受けないといけないのだと。このように感じたことを生かして、使いやすいOpenFlowコントローラ目指して時間が最近取れていませんが細々開発して参ります。

まずは、使ってもらえる気になるドキュメントが必要だなと・・・・ APIは試行錯誤なので、しばらくは安定しない予感。。。

懇親会の時に、話しかけてもらいやすくなるってのと、なんだかTwitterのフォローが増えるってのが、発表した目に見える影響って感じでしょうか。

ソースコードがカオスという話もありますが、Open vSwitchの知識が不足していると感じるので、自分にブーストをかけるためにもOpen vSwitch勉強会&ソースコードリーディングでも行えたらなと思ったりしています。勉強会するまでもなく、実際に使っているという話が多そうな気もしていますが。